香撰堂本舗 / ワンランク上の味わいを食卓に、静岡産100%深蒸茶匠、特許取得の備長炭入り炭火焙煎茶

改・でしゃばり雑学

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茶に関する(効果効能や生活に役立つ)様ざまな雑学情報を発信しています。
刊行物スポット掲載の「でしゃばり雑学」と旧web版の「新・でしゃばり雑学」をひとつに「改」めました。

No.001   茶の種類 ①

煎 茶=通常緑茶といえば煎茶を指します。茶の葉を蒸した後揉みながら乾かしたもの。一番 二番茶をいいポピュラーなお茶の代表品です。
玉 露=一番茶を摘む二週間程前から覆いをして日光を遮断して育 てます、甘みが強く渋みの少ない緑茶の最高級品です。
抹 茶=別名碾茶ともいい、玉露の原茶を揉まずに乾かし粉末にしたもの。格式張ったイメージがありますが気軽に楽しみたいものです。
番 茶=三番茶以降のものをいい、硬化した葉を刈り蒸して乾かした物。
焙 茶=おもに番茶を強火でほうじたもの。渋みの無い軽い味と、香ばしい香り が魅力です。
本造り=当社秘伝製法の仕上げ茶
荒茶造り=製造過程上、煎茶、茎茶、芽茶の選別せずそのまま揉み乾かしたもの。

No.002   茶の種類 ②

茎 茶・・煎茶を造る過程で除かれた茎を集めたもの、葉では味わえない薫りとこくが たのしめます。
芽 茶・・一番茶 二番茶の煎茶をふるいわけるときに出てくる小さな珠状の若芽を集めたもの。未開なので旨みも多く、通にうけるお茶です。
玄米茶・・煎茶や番茶に焙煎した玄米をまぜたもの。近年抹茶入り玄米茶が好評。
粉 茶・・煎茶加工時に出る副産物です、お寿司屋さんで「あがり」呼ばれるのは粉茶を竹ごしで入れたものです。
深蒸茶・・生葉から製造の際に特別強い蒸気で作り上げたものです、みためは良くありませんが、味には奥行きがあり色合いと甘味が良いのが特色。
藪北茶・・緑茶の品種の一つです。

No.003   茶の旨味と立地条件の関係

同じ品種の静岡藪北茶も、立地条件により全く違う味のお茶に仕上がります。川根は、静岡県北部大井川上流に位置し、山間深く長野県に隣する所です。一方の牧之原は、静岡県南部の平間に位置しています。

山間のお茶(川根茶)・・・日照時間が短く、昼夜の温度差が大きいことから、良質なお茶を栽培するに最も適している場所です。お茶の特色としては、香りがたかくすっきりとしたキレのある味わいです。
平間のお茶(牧之原茶)・・・霜降りも少なく日照時間も長いことから、お茶の発育条件にはどこよりも適している場所です。お茶の特色としては、深蒸製法がとられ、色合いが良く深みのあるコクのあるお茶に仕上がります。

No.004 お茶の二代銘柄 といえば”静岡産”と”宇治産”といえると思います。

静岡産・・宇治と比べると歴史は浅く、大政奉還後幕府の旗本たちは、故郷の駿河(静岡県)に多く移動しました折新しい食い扶持ということからお茶の栽培に従事した事が、今日の名産地誕生のきっかけとなりました。また、1908年業界では画期的な品質改良が杉山三郎氏により成功し、その名を “藪北茶”称し 現在は、”味””量”ともに日本一の茶産地となりました。
宇治産・・お茶は奈良時代中国より輸入されたものです、場所は京都に苗木されました。また、煎茶の発祥は約250年前の宇治田原町から始まります。宇治の茶樹は、古いもので300年というものもあり、100年以上のもはざらにあります。古い茶樹は新陳代謝が衰えて,渋めの素のタンニンが少なく、甘めの素のテアニンが多い事から、上質の伝統のあるお茶といえるでしょう。

No.005   お茶の旨味と温度の関係

お茶の成分と味の関係
『タンニン・カフェイン』・・・渋味と苦味の素
『テアニン・アミノ酸 』・・・旨味と甘味の素

お茶の成分と温度との関係
『タンニン・カフェイン』・・・低温では溶けにくく、80度を超えると急激に溶け始めます。
『テアニン・アミノ酸 』・・・低温で殆んど溶ける。

以上のことから、熱湯では苦く、低温では甘いという立証になります。煎茶の湯温度は70度位がお勧めです。ただし、お茶の好みは人それぞれです、苦いから不味い、甘いから美味いというものではけしてありません、その人のお好みもしくは時場所に応じて、お湯温度を使い分けて飲用してください。また逆のいいかたをすればお茶はお湯かげんにより、美味しくもなれば不味くもなるといえると思います。

No.006   お茶の主な成分と効能

お茶は近年、科学的・医学的にさまざまな効能が解明されており近年大きく注目されています。

タンニン・・・コレステロール抑制、血圧抑制、発ガン抑制、胃や腸の粘膜を保護し働きを促進
フッ素・・・・虫歯予防
カフェイン・・覚醒作用、利尿作用、疲労回復、心臓機能の促進
ビタミンC・・風邪予防、糖尿病、高血圧に効果的、ストレス解消
ビタミンE・・老化抑制
フラボノイド・血管壁強化、口臭予防

No.007   お茶に関する『うわさ話』のウソ・ホント ① *

【疑】 お茶を飲むと肌が黒くなる?  【答】 ウソ

肌の色を左右するメラニン色素は多いと肌黒になり、シミ・ソバカスの原因になります。含有成分のビタミンCには、メラニンの生成を防ぐ働きがあるので、むしろお茶を飲んだほうが色白になると言えるでしょう。

No.008   お茶に関する『うわさ話』のウソ・ホント ②

【疑】 薬をお茶で飲んではいけない?
【答】 ホント

神経作用または貧血用の薬は、お茶の成分との相性により正しく作用しない場合があります。ただし全ての薬に当てはまる訳ではありませんが、薬とお茶の相性をその都度調べる訳にもいかないので、水で服用するのが良いでしょう。

No.009   お茶に関する『うわさ話』のウソ・ホント ③

【疑】 「酔い覚めのお茶」と云われる通り、お茶は二日酔いの見方?
【答】 ホント

その昔 茶祖・栄西禅師が源実朝の二日酔いを抹茶で見事に解決したというエピソードは有名です。含有成分のカフェインはアルコールの分解を促し、ビタミンCは肝臓の運動を活発にする働きがあります。

No.010   お茶に関する『うわさ話』のウソ・ホント ④ *

【疑】 お茶を飲むとガン予防になるの?
【答】 ホント

お茶そのものがガンの誘発を抑える優れた杭酸化物です。カテキン等がガン細胞の増殖を防ぐと云われています。茶産地のガン発生率が低いという統計結果も出ており、お茶に秘められた効能なますます期待が寄せられています。

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